2011年10月30日

CONN 136E Marching Baritone

 
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  使用マウスピース JOSEF KLIER EXCLUSIVE 6E

 アメリカのコーン製マーチングバリトン。現行キングの1124と同じモデル。ピストンキャップとロゴだけが違う。他社のモデルに比べてコンパクトで軽い。

 ポップス系のソロで使用中。
 
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2011年08月04日

MIRAPHONE 47WL4 11000 100 PREMIUM Tenorhorn in B

 
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  使用マウスピース:JOSEF KLIER EXCLUSIVE 6E (Midium Shamk)

 MIRAPHONE 社の最高ランクモデル「プレミアム」に、メインテューニングスライドトリガーを装備した受注生産品。日本では勿論未販賣の上、本國ドイツでも大變な高額なのだが、色々手を使って購入。

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 管體はゴールドブラス。テノールホルンらしい、溌剌とした響きに、ミラフォン獨自のロータリー設計による操作性の向上、ゴールドブラスによる豊かな響きが加はり、正にテノールホルンのトップモデルと言って良いのではないかと思ふ。

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 リンツ・ブルックナー管弦樂團の元トロンボーン奏者で、ブルックナー音樂院でも教鞭をとる、Friedrich Loimayr 氏が開發に携った(ちなみに氏は引退ホヤホヤで、氏に換はって同樂團のメンバーとなったのが、かの清水真弓女史)。

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 また最近では、チェコフィルのトロンボーン奏者であり、ドイツの多くのプロ吹奏樂團でソロテノールホルンを擔當してゐる、Robert Kozanek 氏も、このモデルを使用してゐる。
http://www.youtube.com/watch?v=zvYoSYt-kr0
 
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2010年08月09日

CONN 60I Wonderphone - Double Bell Euphonium

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 コーンのダブルベルユーフォニアム。5ヴァルヴ、サテンシルバー、インナーベルゴールド仕上。

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 第1〜第4ヴァルヴは通常のユーフォニアムと同じ。第5ヴァルヴで大小のベルを切り替へる。大きいベルでバリトンホーン(ユーフォニアム)の音を、小さいベルでトロンボーンのやうな音を出す仕組。それぞれテューニングが可能。

 なほ、両方のベルからいっぺんに音を出すことはできない。無理矢理、第5ヴァルヴをハーフヴァルヴにして吹いてみると、兩方のベルの音が混じり合ってしまひ、バリトンホーン(ユーフォニアム)の音にしか聞こえなかった。

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 ベルには Naked Lady と呼ばれる刻印がある。

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2010年03月23日

RAMPONE & CAZZANI - Flicorno Basso in B♭


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  使用マウスピース:Denis Wick SM5, SM6

 サクソルンのやうなヴァルヴ式円錐管系金管樂器、フリコルノ。イタリアでは、ピストン式、ロータリー式の兩タイプが製造されてゐる。中低音域のB♭管には、管の太さに應じてなんと三種類もの樂器がある。

 その中で、このバッソは、最も太い樂器。

 O.レスピーギの交響詩「ローマの松」に登場するバンダ(ブッキーナ)の「Flicorno Bassi」に該當する樂器。Bassi は、Basso の複數形。イタリアでは、ピストン式、ロータリー式の兩タイプが製造されてゐる。

 この RAMPONE & CAZZANI のモデルは、マウスパイプのレシーバーシャンクが、トロンボーン用のスモールシャンク仕様になってゐる。ドイツやオーストリアのバリトンに近いが、極端に大きなベルと、大胆で細かい装飾が特徴。

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 音色は、ドイツ式のバリトンを少し田舎臭くさせたやうな感じで、所屬する吹奏樂團でイタリアの行進曲を演奏した際に用ゐたところ、樂團の年配の方から「味があっていいねぇ」と絶賛された。
 
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MARIO CORSO - Flicorno Tenore

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  使用マウスピース:B.TILZ - NEA T1, T2

 サクソルンのやうなヴァルヴ式円錐管系金管樂器、フリコルノ。イタリアでは、ピストン式、ロータリー式の兩タイプが製造されてゐる。中低音域のB♭管には、管の太さに應じてなんと三種類もの樂器がある。

 その中で、このフリコルノ・テノーレは最も細く、マウスパイプのレシーバーシャンクは、トランペットやアルトホルンと同じサイズで、トロンボーン用のスモールシャンクすら入らない。

 O.レスピーギの交響詩「ローマの松」に登場するバンダ(ブッキーナ)の「Flicorno Tenori」に該當する樂器。Tenori は、Tenore の複數形。円錐管とは言へ、かなり細いせゐか、音色は、サクソルンのバリトンよりも、ヴァルヴ・トロンボーンやキングのトロンボニアム(トロンボニウム Trombonium)に近い感じがする。
 
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