使用マウスピース:BRUNO TILTZ AMBASADOR 4
ヤマハアトリエの特注モデル。調性はE♭で、音域はアルトホルン(テナーホーン)と同じ。ユーフォニアム奏者が演奏できるやう、トロンボーン細管シャンクのマウスピースが使へるやうになってゐる。
元になったモデルはアルトホルンにしては管が太く、ゆったりとしたレイアウトだったYAH-601ST(現在は生産終了のモデル)。單に、トロンボーンやユーフォニアムのマウスピースのシャンクをアルトホルン用にしたり、アルトホルンのレシーバーをトロンボーンの細管シャンクに合わせたりした場合、上のレ(實音F)が異様に低く感じられたりするのだが、このモデルはそのやうなことはない。恐らく、見えない部分の工夫があったのだと思ふ。
第1ヴァルヴにはトリガーも付いてゐて、うはずりやすい音の調整も可能。