B♭管に續いて、運良くC管のオフィクレイドも入手できた。1900年頃のケノン製。11鍵で、F#、G#のキイが付けられていたり、Hのキイが蝶番式になっていないなど、オフィクレイドとしてはかなり新しいタイプ。
B♭管のオフィクレイドは主に軍樂隊で使用されたが、C管は主にオーケストラで使用された。今はユーフォニアムのレパートリーとなっている、G.クンマー(Kummer)の「Variations for Ophicleide」も、C管を想定してゐたのではないかといふ氣がする。
平成25年冬には、このオフィクレイドでF.メンデルスゾーンの「夏の夜の夢序曲」をオーケストラにて、また平成26年春には、同じくメンデルスゾーンの「ハルモニームジークのための序曲」のバスホルンパートを吹奏樂で演奏豫定。
B♭管(左)とC管(右)
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