2013年11月07日

Gustave RÉZEAU - Ophicleide


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 かねてからの夢だった、オフィクレイド。1860年頃に製造されたのとのことで、150年も前の楽器。古いユーフォニアムといふ感じの、味はい深い音色。ただの飾りとしてではなく、樂器として使っていきたいと思ってゐる。

 B♭管、10キー仕樣。ベルには、

 RÉZEAU
 Fournisseur de l'Armée
 RUE GANTERIE 10
 ROUEN

 と刻印。

  DSC00576.JPG

 RÉZEAU は、Gustave RÉZEAU といふフランスのディーラーで、アドルフ・サックスの工房にゐた職人が開業したとされてゐる。Fournisseur de l'Armée とあることから、フランス軍軍楽隊に納めた樂器と思はる(故にB♭管といふのも頷ける)。
 
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 平成25年11月4日、ムジカ・ポエティカ主催の「レクイエムの集い2013 〜魂の慰めのために〜」にて、オーケストラ、ユピキタス・バッハにオフィクレイド奏者として加わり、メンデルスゾーンの大作、オラトリオ「エリヤ」を演奏した。最低音がAだったため、C管のオフィクレイドでは対応できず、このB管を使用した。

 終演後、觀客や演奏者の方々から「凄く良かった」「迫力があった」「とてもいい響きだった」「曲にいい色を添えてゐた」「低音が心地よくて、安心して歌へた」「格好良かった」などと、お褒めの言葉といふか、主に驚きの声を、嬉々としたご表情と共に頂いた。
 
Copyright(C) 2013 Hidekazu Okayama (PROJECT EUPHONUM http://euphonium.biz/) All rights reserved. 文章・画像の無断転載厳禁 | Posted at Nov.07 03:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | Ophicleide | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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