2009年07月29日

WILLSON TA2525 Tenorhorn in B (Saxhorn Baritone)

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  使用マウスピース:DENIS WICK SM6B

 ウィルソンが開發したテノールホルン(サクソルンバリトン)。管の太さから言ったら、間違ひなくドイツ系のテノールホルンだが、ヴァルヴがピストン式で、形状はサクソルンバリトン(ユーフォニアム型)を踏襲してゐる。

 どう分類したらよいのか、よくわからないが、通常サクソルンのバリトンとされてゐる樂器よりも管が太く、おほらかな音で、やはりドイツ系のテノールホルンの音色を狙ったと思はれる。

 吹奏樂曲に Baritone のパートがある場合、サクソルンのバリトンでは音が細すぎて、他の樂器に埋もれてしまふか、無理に大きく吹いて荒々しい音になりがちだが、この樂器だと、サクソルンバリトンとユーフォニアムの間のやうな音がするので、アプローチがしやすいのではないかと思ふ。
 
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2009年07月27日

YAMAHA YEP-321SS w.5th Valve Euphonium

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  使用マウスピース:ALLIANCE STANDARD 5

 國産ベストセラー機のYAMAHA YEP-321。マウスパイプのレシーバーはスモールシャンクだが、ベッソン竝みのボアを備へてゐる。これは通常のラインナップにはない、大變珍しいサテンシルバーモデル。

 第4ヴァルヴ使用時に、さらに3/4音ほど下げられる第5ヴァルヴを装備。オプション品として、ヤマハ・アトリエから販売されてゐた時期があったが、現在も購入できるかどうかは不明。

 中島楽器のBUZZボトムキャップを装着したところ、音がまとまりが良くなり、密度が濃くなったやうに感じられた。このキャップはウォーターポット用のポッチが着いてゐるので、ヤマハの樹脂製ウォーターポットを着けて使ってゐる。

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BOOSEY & HAWKES 7674 IMPERIAL BESSON Euphonium

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  使用マウスピース:DENIS WICK SM4 GOLD

 サテンシルバー最後期の樂器だが、状態が非常に良い。海外の樂器店で發見し、取り寄せてからしばらくオークションに出品してゐたが、殘念ながら價格的な折り合ひがつかないので、結局自分で購入することにした(笑)。

 ピストンガイドをデルリン製に交換し、スプリングをソヴェリン用に交換した。廣島の「Rue (舊 "de 管匠")」さんにて、各抜き差し管に「焼きなまし」加工を施した。また、メッキ工房や PROMEX などで、ベル内部、抜差し管等を金メッキにした。さらにさらに、メインテューニングスライドに、トリガーを装着。改造の全容は、別ページにて。

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 「特別研究 Boosey & Hawkes, Besson のユーフォニアム」は、「ユーフォニアム徒然草」へ。
 
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BESSON 765C-2 Euphonium in C

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  使用マウスピース:ALLIANCE PRESTIGE 3

 ベッソンのC管ユーフォニアム。チェコのアマティのラインナップにはC管があるが、ベッソン製はカタログにもニュースにもない。ビュッフェ・クランポンのサーヴィスセンターも、「どうせ誰かが切り貼りしたのだらう」と思ってゐたらしいが、現物を持ち込んだところ、「これは最初からC管としてベッソンが作ったモデルとしか考へられない」と唸り出した。誰のオーダーか、何の目的か、全く不明。大變珍しいモデル。

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  通常のBE765-2と竝べてみる(左がC管 BE765C、右がB♭管 BE765)
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2009年07月25日

MIRAPHONE 56AL PREMIUM Kaiserbariotn

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  使用マウスピース:JOSEF KLIER EXCLUSIVE 6D (Midium Shamk)

 ミラフォン社最高級モデル「Premium」。通常のカイゼルバリトンは、段階的にヴァルヴのボアが拡大されて行くのだが、56L Premium は第1ヴァルヴから第4ヴァルヴまでのボアが一定であり、同社の他のカイゼルバリトン 560 の第3ヴァルヴのボアと同じ、15.40mm といふ太いボア(ウィルソンのユーフォニアムよりも太い!)を採用してゐる。新しく採用されたブリッジ式マウスパイプは明瞭なアタックを導き、銅の成分が多いゴールドブラスで作られた管體が明るくて深みのある音色を作り出す。正に、カイゼルバリトンの最高峰といふ感じがする。

 この樂器で、V.ネリベルの「交響的断章」を演奏したが、バストロンボーンやテューバと一緒に動くところや、ベルトーンなどは、ユーフォニアムで演奏するよりも、動き、響き共にしっくりしてゐた。ドイツ系の吹奏樂曲や行進曲に限らず、今後、色々な曲の演奏に使ひたいと思ってゐる。
 
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